お子様の登校・登園しぶりや、ネガティブ発言が合った時は
こんにちは、内藤純子です。
G.W.もきょうが最終日。
たくさんお出かけされた方、帰省された方、ゆっくりされた方など
みなさん、いろいろかと思いますが
充電できましたか?
楽しかったG.Wも終わり
明日から、学校(&幼稚園&保育園)!
と、この時期に起こりがちなのが
「明日、学校嫌だ~」
「明日、幼稚園行きたくない!」
というお子様の登校、登園しぶりや、ネガティブ発言。
今日は、そんなお子様への対処法について
書きたいと思います。
こんな時、つい母は
なんとかポジティブになって欲しくて
あれこれ励ましたり、アドバイスしたくなると思うんですが
実は、励まさない方がよいのです。
そんな時はお子様の話を
ひたすら聴くに徹することが一番。
なぜ、ひたすら聴くほうがいいのか?
聴くときのポイントとともに、
もう少し詳しくお伝えしますね。
それは
1.余計なことをいわない
2.解決しようとしない。
ということです。
1.余計なことをいわない
子どもは、つらい気持ちを
ただわかって欲しくて話していることがほとんどです。
子ども自身も、
その気持ちをなんとか消化したいんです。
なのに
「そんなこと言っても仕方ないでしょ」
などと言われたり
「もっと強くならないとだめ!」
という気持ちで、お母さんがあれこれ言うと
「わかってくれない!」という気持ちが強くなってしまって
ネガティブな思考は解消されません。
親はもちろん、子どもを励ましたくて言ってるんですけどね。
なので、とにかく口を挟まず
「うんうん。そうだよねぇ~。」
とか「そっか。そう思うんだね。」と、共感しながら
聴くことに徹してみてください。
2.解決しようとしない。
子どもがネガティブな発言をすると
母は、何とかポジティブになって欲しくて
「こうすればいいんじゃない」とか
「それはこうゆうことだよ」と、アドバイスしがちです。
もちろん、子どものためを思って
アドバイスしてるのですが
言われた方は、かえってつらくなることがあります。
1.と重なりますが
「あー、自分の気持ちをわかってくれない。。。」
という悲しい気持ちがまさって
アドバイスを受け取れないんです。
アドバイスを受け取るより
自分の気持ちをなんとかわかってもらうことに
エネルギーが向きます。
(だから、アドバイスの内容がいくら正しくても、この段階では心に響きません)
子どもは、自分の話を
否定せず聴いてくれる人がそばにいるだけで
気持ちをわかろうとしてくれる人がいるだけで
スッと、気持ちがラクになって
前を向く力が持てるようになったりします。
これって、大人も一緒ですよね。
だから、お母さんが解決してあげなくちゃ!て
思わなくて大丈夫。
もし、どーしても
アドバイスしたいことがあったら(笑)
批判や否定をせず、じっくり聴くに徹したあとに
するようにしてみてください♪^^
気持ちを受け止めてもらえたあとだったら
子どもの心にも「勇気が充電」されてますので
アドバイスが受け取れるスペースができます。
(もし言うなら、その方が効果的です。)
聴くだけで、前を向く力は充電されているので
アドバイス不要なことが多いと思いますが。
先日、アドラー講座を受講されたお母様から
嬉しいご報告がありました。
春から小学校に入学したお子様が
しばらく学校へ行きたがらなかったそうなんです。
こんな時、ついあれこれアドバイスしたり
励ましたりしがちだけれど
アドラー講座で学んだ「聴くこと」「勇気づけ」に徹したら
元気に学校に行くようになったそうです。
お母さんが、子どもの課題を解決しなくてOK。
お母さんができることは
子どもが、目の前の困難を乗り越えていくための
力を与えること、支援をすること
つまり、勇気づけ ですね。
G.Wも最終日。
お子様の登校、登園しぶりや
ネガティブ発言がもしあったら
1.余計なことをいわない (ひたすら聴くに徹する!)
2.解決しようとしない。(しなくても大丈夫!)
をぜひ、心がけてみてくださいね。
何か、参考になることがあれば幸いです♡