しつけ=叱ること?!~不適切な行動を正しい行動へ導く方法~

しつけ = 叱ること

不適切な行動は、叱って正すべき

 

子育て中のお母さんの多くが

頭に、この方程式があると思います。

(以前は私もありました)

お母さんだけでなく

教育的立場にいる人、職場などでリーダー的立場にいる人にも

この思いを、かたくなに信じている方も

多いかもしれません。

 

そして、多くの人が

「何度叱っても 変わらない」

「叱っても、正しい行動をしない」

「叱っても、こちらがして欲しい行動をしてくれない」

といったことで、悩んでいたりもします。

 

 

もし、あなたも、同じような思いで

悩んでいることがあれば

こう思っていただいて間違いないと思います。

 

それを解決するには このまま叱ってもダメ 

ということです。

 

あるいは

それは、叱ることではありません。
(叱らないで、正しい行動に導く方法がいろいろありますよ) 

 

 

でも、多くのお母さんが

今のやり方では、上手くいかないなぁ。。。と感じつつも

このやり方を手放せないものです。

 

なぜでしょう?

 

それは

どうすることが適切な方法なのか?

じゃ、どうしたらいいか?

 

わらないから(知らないから)です。

 

 

例えば私が、悩んでいるお母さん方へ

「だから、怒ってもダメって、何度もお伝えしてますよね?」

「なんでわからないんですか??叱るのはダメです!」

「私の言ってる内容、わかりますよね?聞いてますか?」

 

とか、どんなに怒られても

また 「しつけなきゃいけない」場面に出逢ったら

きっと、叱ってしまうしかないと思うんです。

 

私から、叱られたことが、プレッシャーになっていれば

以前よりもっと怖く怒るとか、ドスを効かせるとか、にらむとか、罰を与えるとか。。。。

エスカレートしてしまうこともあるかもしれません。

 

 

つまり、これが答えです。

 

叱っても、子ども(相手)が変わらない理由は

 

どうすることが適切な方法なのか?

じゃ、どうしたらいいんだろう?

がわらないからです。

 

子どもが(大人も)

不適切な行動をする理由は、4つあると

アドラー心理学では考えます。

 

ですから、すべてのケースが

これで解決できる訳ではないですが

 

多くの場合、

「ダメだよ!」とダメ出しはされるけれど

どうすればいいか?が

伝わっていないんですね。

 

 

であるなら、ただ

正しい行動の理解を促してあげればいいだけ です。

 

叱ることが、

感情をぶつけてるだけになっていたり

「自分のことは大事じゃないんだ」という誤解に

つながったりもしますので

そうなると、またこじれてきますのでね。

 

この視点、よかったら取り入れてみてください。^^