激励では、子どもは勇気づけられない

最近は、ほんとにネガティブなニュースを目にすることが多いので、

子どもたちにメンタルケアは、いつも以上に

気をつけていかないといけないなぁと感じている、今日このごろです。

 

それと同時に、

子どものために、家族のためにと

自分はさておき、という感覚が当然のようになっている

私たち母自身も、なにより、自分のことを大切にしていきたいですね。

 

でないと、他者を助けることや、勇気づけることって、できないですから。

まず自分からですね♡

 

特に、最近あった、三浦春馬さんのことは、

私もとてもショックで、考えさせられること、

まだ自分の中で消化できない、たくさんの感情もあります。

 

とても好きな俳優さんだったこともあり、

歌やお芝居、ダンス、あの笑顔見ると、ホントに残念で、悔しくて、悲しくて。

 

でも、彼から気づかせてもらえること、教えてもらえたことを見つけて

今後の人生で、ぜひ活かしていきたいと思います♡

 

ということで、

今、子育て中のママたちに共有したいことを

きょうは書きたいと思います。

 

様々な思いを共有しながら

勇気を持って、自分の描きたい未来に向かって

ママたちや子どもたちが幸せに進んでいける、そんなキッカケになれたら嬉しいです。

* * *

激励は、勇気づけではない

 

わが子や、自分の大切な誰かが

失敗して落ち込んでいたり、思うようなに進まなくて、葛藤していたり。

誰かと比較して、ダメな自分に劣等感を感じていたりしたら。

 

私たちは、頑張って欲しいなぁ、って思うと思います。

大切な人であるなら、当然ですね。

 

それと同時に、特に、子育て中の私たち親は、

激励することによって子どもが奮い立って、やる気が起こると思い込んでいる

ことも多いと思います。

 

そのため、子どもが何か失敗したり、がっかりして落胆している時に

親は子どもを力づけて、気を引き立たせようとして

 

「大丈夫!」

「ガンバレ!」

「もっと元気出して!」

「しっかり!」

 

と励ますことがあります。

 

でも、激励を与えられた子どもは(人は)、

批判されたと感じることが多いのです。

 

つまり、「自分の気持ちをわかってくれない」と感じたます。

 

 

負担に感じたり、臆病になったり、焦ったり、自分を責めたりします。

 

 

そして、意欲をなくしていきます

 

 

これ、相手が子どもでなくても、大人であっても、だれでも同じです。

 

「激励は、勇気づけにならない」

 

だから、アドラー心理学でいうところの 勇気づけ が必要なんですが。

(現代に生きている誰にとっても必要!)

 

 

このことを、子育てしているママたちはもちろん、

全ての人が、知っておけると

もっともっと、悲しい出来事も減って

 

もっともっと、みんなが、困難を乗りこえていけると思うし。

 

もっとラクに、もっと自由に

自分の人生を、のびのびと生きていけるように

 

なるんじゃないかなと、心から思います。

 

だから、これからも私は

たとえ微力だったとしても、

「勇気づけ」をお伝えしていきたいなと思います。